- タグクラウド
テクニカル分析の落とし穴 その3。
posted by SBT at 2005-10-21(金) 23:15
そもそもテクニカル分析とは何か、を一言で言ってしまうと、過去の価格などに基づいて、現在の状況を認識し、将来の価格の方向性を予測しようとする意図を持って研究するもの、ということでした。
実際に、テクニカル分析を基に過去のチャートを研究する際のことを考えてみます。 テクニカル分析とは、価格などに基づいて分析を行い、それを事実として認識することであり、それはいくつかの事実を基に、新しい一つの事実を認識することであるとも言えますが、その結果自体は唯一のものであるとは限りません。
ここでは、テクニカル分析の基準として、テクニカル指標を用いる際のことを考えてみますが、ある時間軸でチャートを見た場合に、その時間軸の区切りとなる間の時間帯では、終値が終値として確定せず、その時点での価格が暫定的に終値として使用されることになります。
これは、ある時間軸において、その区切りとなる間の時間帯では、終値を算出に使用しているテクニカル指標は、常にその表示を変えることを意味します。
つまり、過去のある時点での表示と、現時点での表示は必ずしも一致しないことになります。
また、ある種のテクニカル指標においては、すでに描かれ終わったはずのテクニカル指標が、現在の価格の変化を基に描き換えられることによって、その都度、全く異なる表示となるものも存在します。
こうしたものは、その時点での価格の変化が大きな意味を持っているため、過去のチャートを目視するだけでは、過去の時点でのチャートを確認することは困難です。
さらに、ごく希にですが、累積的な計算を伴うテクニカル指標では、そのチャートが持つデータ量によって、表示が全く異なることさえあります。
また、次のチャートを見てみます。

これは、ある二つの業者の同時刻のドル円の5分足チャートです。
青い線が5期間(25分)SMA、赤い線が7期間(35分)SMA、下部が7期間(35分)RSIとなります。
同じ時間の同じ通貨ペアの同じチャートにも関わらず、描かれるテクニカル指標に僅かの差があることがわかります。
これは、外国為替証拠金取引では、各業者がそれぞれ独自の価格を提示しているため、統一された価格がないことに起因します。
また、週末から週明けにかけては、業者によって、市場のオープン・クローズ時間に差があるために、その差がより大きな違いを生むことになります。
基となる価格自体に違いがあるために、それがテクニカル指標にも影響を及ぼしますが、これは、ローソク足を使用した、最も基本的なテクニカル分析等においても同様です。
つまり、価格という事実は一つではないということになります。
これらの問題は、機械的な検証や複数の価格データを使用して検証することで、多少は緩和されますが、重要なことは、こうした問題があることを知った上で、そのどれもが事実であるということを理解しておくことです。
テクニカル分析のみで勝てるかと言えば、それは真でもあるし、偽でもあると言えます。
基準とするものは、どのようなものでもよく、むしろ、それらを基として、一貫した認識・分析をすることの方が重要であり、そこへ資金管理等の要素を追加することによって、初めて、それ自体を一貫した手法へと昇華できるのだと考えます。
実際に、テクニカル分析を基に過去のチャートを研究する際のことを考えてみます。 テクニカル分析とは、価格などに基づいて分析を行い、それを事実として認識することであり、それはいくつかの事実を基に、新しい一つの事実を認識することであるとも言えますが、その結果自体は唯一のものであるとは限りません。
ここでは、テクニカル分析の基準として、テクニカル指標を用いる際のことを考えてみますが、ある時間軸でチャートを見た場合に、その時間軸の区切りとなる間の時間帯では、終値が終値として確定せず、その時点での価格が暫定的に終値として使用されることになります。
これは、ある時間軸において、その区切りとなる間の時間帯では、終値を算出に使用しているテクニカル指標は、常にその表示を変えることを意味します。
つまり、過去のある時点での表示と、現時点での表示は必ずしも一致しないことになります。
また、ある種のテクニカル指標においては、すでに描かれ終わったはずのテクニカル指標が、現在の価格の変化を基に描き換えられることによって、その都度、全く異なる表示となるものも存在します。
こうしたものは、その時点での価格の変化が大きな意味を持っているため、過去のチャートを目視するだけでは、過去の時点でのチャートを確認することは困難です。
さらに、ごく希にですが、累積的な計算を伴うテクニカル指標では、そのチャートが持つデータ量によって、表示が全く異なることさえあります。
また、次のチャートを見てみます。
これは、ある二つの業者の同時刻のドル円の5分足チャートです。
青い線が5期間(25分)SMA、赤い線が7期間(35分)SMA、下部が7期間(35分)RSIとなります。
同じ時間の同じ通貨ペアの同じチャートにも関わらず、描かれるテクニカル指標に僅かの差があることがわかります。
これは、外国為替証拠金取引では、各業者がそれぞれ独自の価格を提示しているため、統一された価格がないことに起因します。
また、週末から週明けにかけては、業者によって、市場のオープン・クローズ時間に差があるために、その差がより大きな違いを生むことになります。
基となる価格自体に違いがあるために、それがテクニカル指標にも影響を及ぼしますが、これは、ローソク足を使用した、最も基本的なテクニカル分析等においても同様です。
つまり、価格という事実は一つではないということになります。
これらの問題は、機械的な検証や複数の価格データを使用して検証することで、多少は緩和されますが、重要なことは、こうした問題があることを知った上で、そのどれもが事実であるということを理解しておくことです。
テクニカル分析のみで勝てるかと言えば、それは真でもあるし、偽でもあると言えます。
基準とするものは、どのようなものでもよく、むしろ、それらを基として、一貫した認識・分析をすることの方が重要であり、そこへ資金管理等の要素を追加することによって、初めて、それ自体を一貫した手法へと昇華できるのだと考えます。
コメント
Posted by SBT at 2005-10-23(日) 14:58
基本的には、ポジションサイジング等が大きいと思いますが、単位時間当たりの値幅にも僅かに(場合によっては、かなり)違いがあったりするので、短期トレードや完全に機械的なトレードを行うのなら、バカに出来ないと思います。 裁量でやってますが、同じインジケータを複数のチャートで見たり、業者の特徴ごとに指値を変えるようにしてます。
トラックバック
このエントリーへのトラックバックはありません。
- トラックバックURL
- http://core.t3-ism.net/trackback/240



Posted by Ugokenjer at 2005-10-22(土) 13:18